ケニア・キリニャガ「カムワンギファクトリー」

入港年月:2025年10月
国 / エリア:ケニア・キリニャガ
標高:ケニア / キリニャガ
品種:SL28・SL34・Ruiru11
精製:ウォッシュト
生産者:ファクトリー周辺の農家
内容量:10kg(5kg×2袋)
価格:28,000円(税込30,240円)
商品管理番号 K0001
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内訳
販売価格
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注文数

ケニア・キリニャガ「カムワンギファクトリー」

軽減税率対象
重量
10kg
販売価格
(単価 × 入数)
28,000円(税込30,240円)
28,000円(税込30,240円) × 1セット
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在庫
品切れ中
カムワンギ

選別後のリザルト表

選別後のリザルト表

※上記はあくまでもサンプルの結果です。商品中のディフェクトの混入状況を保証するものではありません。



凡例

凡例

※ディフェクトの分類は、SCAの定める「Green Arabica Coffee Classification System」やコロンビアの品質管理機関であるAlmacafeによる欠点分類表を参考に独自に策定したもの。


焙煎度と風味

「恵まれた生育環境」「それを鏡のように映し出すブルボン品種」「精度の高いウォッシュト精製」で作られるペドロ氏のコーヒーは、「豊かな柑橘のニュアンス」「しっかりとした質感」「十分な甘み」「ほんのりとしたフローラルさ」という、スペシャルティコーヒーのお手本ともいうべき風味を備えています。とりわけ「ラス・ヌーベス」は、ペドロ氏が出かける農地の中でも、「柑橘のニュアンス」がよりよくあらわれており、スペシャルティコーヒーの基本の風味である「柑橘」を学ぶのに最適な素材ともいえます。

ミディアムロースト

ミディアムロースト

爽やかな柑橘の風味が一切のひっかかりなく口の中に広がります。お酢のようなすっぱい味ではなく、すっきりとした心地よい風味です。浅煎りながら、甘み・なめらかな質感もほんのりと感じられ、陰ながら飲み心地の良さを演出してくれています。
同じ浅煎りでも「ハイロースト」よりも浅い「ミディアムロースト」で煎り止めることで、このコーヒーの特徴ともいうべき「きりっとした柑橘のニュアンス」を取り出すことができ、爽やかな印象のコーヒーに仕上がります。


産地特性

生産と流通

品質を支える生産と流通

東アフリカに位置するケニアは、火山性の肥沃な土壌に恵まれたケニア山南麓の3県「ニエリ」「キリニャガ」「エンブ」を中心に、高品質なコーヒー生産地として世界的に知られています。その風味は「華やか」「ジューシー」「芳醇」と形容されることが多く、世界中に根強いファンを持っています。ケニアのスペシャルティコーヒーに高い品質と独自のキャラクターを見出せる背景には、「ファクトリー」と「マーケティングエージェント」という2つの重要な要素が存在します。

<ファクトリー>
ケニアのコーヒー生産における特徴は、小規模農家が主体であるという点です。生産者の約3分の2を占める農家たちは、収穫したコーヒーチェリーを地域にある「ファクトリー」と呼ばれる精製施設へと持ち込み、現金化します。これは隣国エチオピアの「ステーション」に相当する役割を持つ施設です。

中南米などの産地では「〇〇農園」といった農園単位で流通することが多いですが、ケニアではこのファクトリー単位で取引されるのが一般的です。一つのファクトリーには数百から数千もの農家が所属しており、運営を担う農協は、農家に対して徹底した農事指導を行っています。指導内容は、除草・剪定・施肥・マルチングといった栽培技術から、ガイドラインに沿った農地管理などの運営面にまで及びます。このように細部まで行き届いた指導体制が確立されたファクトリー(農協)の存在が、ケニアコーヒーの優れた品質を底上げする土台となっているのです。

<マーケティングエージェント>
ケニアにおける流通の要となるのが「マーケティングエージェント」です。現在、ケニアのコーヒー流通には主に2つの経路があります。

1つは、NCE(ナイロビ・コーヒー取引所)で開催される「オークション経由」の流通です。もう1つは、2006年から認められた指定の輸出業者を介した「直接取引」による流通です。マーケティングエージェントは、農協などから販売を委託され、これらの経路を通じてコーヒーを世界へ送り出す窓口としての役割を担っています。
しかし、彼らの役割は単なる販売代行にとどまりません。マーケティングエージェントは、コーヒー生産の持続可能性と品質向上のために、以下のような包括的な支援を行っています。

物資の支援提供:多くの小規模農家にとって、苗木や肥料の購入費用を自力で賄うことは容易ではありません。エージェントは農協と協力し、栽培に必要な物資を農家へ提供することで、生産基盤を支えています。

農事指導:肥料の効果を最大化するため、科学的知見に基づいた施肥のタイミングを、スマホのショートメール等で農家に直接通知しています。また、収穫時期や剪定の方法など、農地のメンテナンスに関わる技術指導もリアルタイムで行っています。

社会環境の整備:農家が安心して生産に専念できるよう、資金融資のほか、学校や医療といった社会インフラの整備にも尽力しています。


生産地との
取り組み

堀口とケニア

堀口珈琲とケニア

2005年以前は、ケニアのコーヒーはオークション経由での買い付けがメインだったため、その時期になると毎週何十種類にも及ぶサンプルをひたすらカッピングし、品質の高いものを選んでは落札を繰り返していました。そのような毎年の経験からケニアの中でも品質の高いコーヒーを生産する優良なエリアやファクトリーの傾向が見えてきました。さらに、現地への訪問を重ね、農家や施設の運営状況、働く人々の様子を直接確認することで、高品質なコーヒーを安定して生産できる条件を見出してきたのです。

私たちが定期的に取り扱う「カムワンギ(本商品)」「カイナムイ」「カラツ」といった優良ファクトリーのコーヒーは、こうした長年の知見と、いち早い正当な評価によって出会い、継続的な関係を築いてきた結果の賜物です。私たちが「品質」を軸に買い付けを継続することは、ファクトリーから農家への物資・金銭・技術的なサポートの原資となり、結果として将来の品質を維持・向上させるという好循環を生み出します。

近年、農地の零細化や気候変動により、ケニア全体で良質な生豆を適正価格で買い付けることが困難な時期もあります。しかし、そのような厳しい状況下においても、これまでの知見と関係構築に基づいた生産者との強固な「パートナーシップ」があるからこそ、私たちは皆様に高品質なケニアコーヒーを適正な価格でお届けし続けることができているのです。

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