インドネシア・スマトラ「マンデリン "オナンガンジャン" 」

入港年月:2025年9月
国 / エリア:インドネシア・スマトラ
標高:1,400m
品種:オナンガンジャン
精製:スマトラ式
生産者:カルドン・ナインゴラン
内容量:10kg(5kg×2袋)
価格:29,500円(税込31,860円)
商品管理番号 I0001
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内訳
販売価格
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インドネシア・スマトラ「マンデリン "オナンガンジャン" 」

軽減税率対象
重量
10kg
販売価格
(単価 × 入数)
29,500円(税込31,860円)
29,500円(税込31,860円) × 1セット
注文数
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インドネシア

選別後のリザルト表

選別後のリザルト表

※上記はあくまでもサンプルの結果です。商品中のディフェクトの混入状況を保証するものではありません。



凡例

凡例

※ディフェクトの分類は、SCAの定める「Green Arabica Coffee Classification System」やコロンビアの品質管理機関であるAlmacafeによる欠点分類表を参考に独自に策定したもの。


焙煎度と風味

このコーヒーの風味の特徴は、柑橘や南国果実を思わせる果実感、なめらかできめ細かい質感、余韻で感じるハーバルな香りです。独特の生産環境を風味に映し出す「伝統品種」がもたらす、マンデリン本来の風味をお楽しみください。

ハイロースト

ハイロースト

浅煎りに仕上げることで、明瞭な「黄色い柑橘のニュアンス」を存分に楽しむことができます。そして、口に含んでいる時のなめらかでボリュームのある質感、飲み込んだ後の余韻に感じられるハーバルな香り。一般的なマンデリンにありがちな酢を思わせる刺激的な酸やざらつきとは無縁の、きれいな風味です。
同じ浅煎りでも「ミディアムロースト」にすれば、若草を思わせる香りと柑橘の酸が際立ち、より発散的な味わいを取り出せるでしょう。
一方、少し深めの「ハイロースト」で煎り止めることで、柑橘の風味はより熟したニュアンスを帯びてなめらかな質感とよりよく調和し、一体感のある味わいに仕上げることができます。


産地特性

トバ湖

マンデリン産地の特殊性

1万3,000もの島々で構成されているインドネシア。同国西部に浮かぶスマトラ島の北スマトラ州とアチェ州で生産されたアラビカ種のコーヒーがいわゆる「マンデリン」です。(全日本コーヒー公正取引協議会規定)
なかでも、北スマトラ州トバ湖の南側に広がる“リントン・ニフタ”や“ドロサングル”といったエリアは標高が高く、高品質なマンデリンを産出する有名産地として知られています。本商品が生産されているオナンガンジャン地区もトバ湖の南西に位置しています。
一方で、マンデリンは定義の幅が広く風味や品質に関する基準がないことや、後述する生産国での生産方針の変化も相まって、国内に流通している同銘柄の商品の仕上がりは、その人気とは裏腹に玉石混交と言わざるを得ません。
加えて、そもそもこのエリアの気候的特徴に適した生産・処理を施さなければ、品質劣化の可能性は大いに高まりますし、マンデリン固有の風味も生まれにくいと考えられます。

前提となるその気候的特徴というのが「雨量・湿度」です。
スマトラ島西側のインド洋から温かく湿った大気が流れ込み一年を通して湿潤な環境をもたらします。乾季と呼ばれる時期でもある程度の降雨はあり、乾燥した環境になりにくいのがこのエリアの特徴です。
こういった環境では収穫後の精製工程で行う「乾燥」は当然難しくなり、品質を損なう原因になります。乾燥工程はどの産地でも非常に重要なパートですが、マンデリンでは特に適切な乾燥が高品質なコーヒー作りのテーマとなります。


生産地との
取り組み

伝統品種を守るために

伝統品種を守るために

高品質なマンデリンを作る上で欠かせない伝統品種。
【産地特性】の章では、その存在がいかに危機的な状況であるかをご説明しました。
実際に現地を訪れてみると、数年前までは単一の伝統品種だった農地がすべてハイブリッド品種に植え替わってしまったところ、伝統品種とハイブリッドが混植されているところ、そもそも何の品種が植わっているか不明なところなど、状況は様々でカオスと言っていいでしょう。そんななかで、伝統品種のみを単一ロットとして仕立てるのは至難の業です。
そもそもなぜ高品質なマンデリンが必要なのか。これを生産に関わるあらゆる人に理解して納得してもらう必要があります。
コーヒーを栽培する農家だけではありません。インドネシアのコーヒー生産では一般的に、各農家で収穫・栽培されたチェリーを仲買人という業者が買い回り、まとめて加工施設に持ち込み、商品に仕立てていきます。その仲買人や加工施設の責任者も然りです。
買い付け時に多少の高値を提示するだけでは不可能でしょう。
マンデリン特有の商慣習を理解し、品質に特化した商品を作ることに意義を見出してくれる人が商流のそこかしこに必要です。

堀口珈琲はこのインドネシア特有の状況をいち早く理解し、20年以上も前から品質の向上・安定に取り組んできました。生産地側のみならず、日本への輸入業者にも働きかけ、時には現地に足を運び、サプライチェーン全体を巻き込んだチームとして活動しています。
何より単年ではなく、5年・10年といったスパンで活動し続けることが大切で、本商品も構想から10年近くかかった商品です。
この先も継続してお届けできることを目標に活動を続けていますが、いつまで継続できるかはわかりません。それほど、余談の許さない商品であることを知っていただければ幸いです。

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